統合小学校建設について(令和7年7月)
最終更新日:2025年7月22日
現在の状況について
令和9年4月の開校を目指して進めてきた統合小学校建設ですが、昨年12月の村議会において建設にかかる補正予算案が認められませんでした。
主な理由は、
・総事業費が約39億円から約44億4千万円に増加したこと
・当初の予定より国庫補助金の見込みが減少し、村の負担額が大きくなったことなどです。
統合小学校の開校時期につきましては、方針が決まり次第、村民の皆さまへ改めてお知らせいたします。なお、第一小学校と第二小学校を統合するという基本方針には変更はありません。
新たな統合小学校建設委員会が発足しました
事業の見直しにともない、新たな建設委員会を発足し、5月16日に第1回の建設委員会が開かれました。建設委員は下記のとおりです。
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役職等 |
氏名 |
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川上村議会 副議長 |
由井 基治 |
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川上村議会 総務経済委員長 |
古原 和哉 |
〇副委員長 |
川上村議会 社会文教委員長 |
川上 真人 |
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川上村議会 社会文教副委員長 |
中嶋 治樹 |
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川上村教育委員会 委員 |
原 幸宏 |
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川上村教育委員会 委員 |
山中 弥生 |
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川上第一小学校 校長 |
後藤 卓己 |
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川上第二小学校 校長 |
田中 覚 |
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川上中学校 校長 |
塩田 直人 |
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川上第一小学校 保護者代表 |
原 一志 |
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川上第二小学校 保護者代表 |
伊藤 梨紗 |
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公募 |
林 博康 |
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公募 |
小林 楓 |
〇委員長 |
学識経験者 |
林 公上 |
併設型小中一貫校について
今回の統合小学校では、小学校と中学校が同じ敷地内にある「併設型小中一貫校」を目指します。施設が隣接することで、教職員同士の連携が図られ、小学生と中学生の交流も進みます。また、小中学校の双方で学習状況を把握できるため、小学校から中学校への円滑な移行が可能となります。
建設費の削減について
第1回建設委員会では、統合小学校の建設費削減について協議しました。主な内容としては、校舎・体育館などの本体工事にかかる工事費(約31億600万円)を見直し、約5億円の削減を目指すというものです。具体的には、建設規模を見直すなどの工夫を行い、工事費を約25億円に抑えることを目標としています。これにより、総事業費も従来の約44億4千万円から約39億5千万円へと縮減される見込み です。
建設規模について
建設委員会では、統合小学校の建設規模の見直しについても話し合いました。
これまでの計画では、校舎の延床面積を5,900平方メートルとしていましたが、中学校の校舎の一部教室を併用することで校舎の規模を見直し、延床面積を5,000平方メートル以下に縮小できる見込みです。
設計について
これまで進めてきました統合小学校の建設計画について、見直しを行うこととなり、建設委員会において設計について協議しました。
その結果、建設規模や校舎の配置などに変更が生じる可能性が高いことから、多くの委員から「新たに設計をやり直したほうが良い」との意見が寄せられました。こうした意見を踏まえ、由井村長が最終的に判断し「改めて入札を実施し、新たな設計に取り組む」ことといたしました。
入札について
川上村議会令和7年第2回定例会において、統合小学校建設に係る基本設計の補正予算が承認されました。それに伴い7月に基本設計業務の入札を実施します。
その後は、落札した設計会社と協議を重ねながら基本設計を作成し、基本設計が完了した後、実施設計へと移行します。
お問い合わせ先
- 統合小学校推進室
- 電話番号:0267-97-2600