農業（栽培）工程

　よい野菜（やさい）づくりのためによい土づくりが必要（ひつよう）なんだ。
　土壌成分（どじょうせいぶん、土の中にふくまれているもの）の検査から取り組み、畑ごとに多すぎない量（りょう）の肥料（ひりょう）をまいているよ。

　期間：4月～5月

　せんようの機械（きかい）で、畝（うね）立てとマルチ張り（はり）をいっしょにおこなうよ。
　きかい化のおかげで、畝作りの作業（さぎょう）じかんをみじかくすることができるようになったんだ。
　また、土をおおっているマルチ（のうぎょう用ビニールシート）は、じめんのおんどの安定や畑の雑草（ざっそう）をふせぐことに役立っているんだよ。

　期間：5月

　ハウス内の温度（おんど）を20度（ど）くらいにたもっているよ。
　水や温度の管理（かんり）に気をくばっているんだ。

　期間：4月～8月中旬

　十分にそだった苗（なえ）を、ハウスから
　畝立て・マルチ張りが終わっている畑にうつしかえるよ。
　葉っぱや根っこがやわらかいから、この作業（さぎょう）は一本一本ていねいに、手作業（てさぎょう）でおこなうんだ。
　このときに苗（なえ）をらんぼうにあつかうと、とちゅうで枯（か）れてしまうことがあるよ。

　期間：4月～8月中旬

　川上村の高原（こうげん）のすずしさは野菜の生長（せいちょう、草や木がそだつこと）にちょうどいいんだ。
　この時期（じき）の川上村は、あたりいちめん緑（みどり）でおおわれているよ。

　期間：5月～8月中旬

　苗（なえ）を畑にうえてから、40日から45日ほどで収穫（しゅうかく）になるよ。
　より早くみんなに新鮮（しんせん）な状態（じょうたい）でとどくよう、朝早くから手作業でおこなっているんだ。
　畑ではこづめされた野菜は、村のいくつかの集出荷場（しゅうしゅっかじょう）に運ばれ、そこで品質（ひんしつ）のきびしい検査（けんさ）をとおった野菜がぜんこくかくちにはこばれます。

　期間：6月中旬～10月中旬