行政視察報告

最終更新日:2017年3月8日

 東日本大震災被災地行政視察

  川上村議会は、平成281017日から19日の三日間、岩手県遠野市および住田町における東日本大震災の災害支援体制のあり方と、大船渡・気仙沼・南三陸町などの被災地の復興状況について行政視察を行いました。

 岩手県遠野市は武蔵野市の友好都市であり、武蔵野市を通じて川上村とは縁の深い市です。毎年職員研修等で交流も行われることから人的なつながりもあり、平成23311日の東日本大震災においては、川上村からも支援物資を送るなど浅からぬ御縁のあることからこの行政視察を計画しました。

 遠野市は震災時に自分たちの市役所が破損したにも関わらず、浜通りと言われる海岸地域の緊急支援の前線基地としていち早く警察・消防・自衛隊の受け入れ基地としての機能を確立し、「くしの歯作戦」と言われた「くしの歯」基の部分を支え、緊急支援体制に重要な役割を担った市であります。

 


 

  1017日(月)遠野市防災センターを見学しました。ここでは、本田敏秋市長から当時の生々しい現実をお聞きすることができました。

その中で、

(1)主体性と自主性を持った行動ができるか。

(2)今ある物に新たな役割を持たせる。

(3)判断を現場に任せる。

(4)近隣の市町村と意識の共有化を図る。

(5)県や国のシステムが立ち上がるのに3週間くらいはかかる。

(6)近隣町村との防災協定も大事だが、大災害時には遠くの地域との連携も大事だ。など、貴重な体験をお話しいただきました。

遠野市1

遠野市2


 1018日(火)は木造で新庁舎を建設した住田町役場を見学、最新の木造耐震構造について見学させていただきました。また、大船渡・気仙沼・南三陸町などのかさ上げ工事現場の状況なども見学しました。中でも奇跡の一本松がかさ上げの土の中に埋まりそうに立っている姿は、復興の難しさと共に復興の意味について複雑な思いを抱きました。

住田町1

住田町2


1019日(水)は塩釜港を見学し帰路に着いた三日間の研修でした。

震災後すでに6年が過ぎようとしていますが、依然道半ばという印象でした。直接自分たちが災害に有った時の備えはもちろんですが、首都直下型地震が懸念される昨今、遠野市に見られたような災害支援体制がとられる体制を作ることは喫緊の課題ではないかと強く感じるとともに、我々議会としてもこの視察の成果を踏まえ、川上村の災害対策についてより広い視野で考えなければならないと強く感じた視察でした。

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